予備校の心得

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教師の卵たち

教師の卵たちは教育実習ではじめて現場を踏み、教師としての資質を問われることになる。教師を育てる上で、この教育実習の重要性はいまさら言うまでもないが、英国米国では教育実習の期間が、四カ月間に十五週あるのに対して、我が国の場合は四ないし六週間と短い。英米の場合、この期間に大学側と現場側の先生が学生をよく観察し、場合によっては「あなたはどうやら先生に向いていない。あなたが先生になるとあなたも不幸になるし、子どもたちも不幸になる」などというアドバイスをするらしい。これが日本となると、実習とはいえ形式的なもので、その場で適性を云々されることはない。もちろん、授業においても同じようなもので、一旦大学受験に受かるとその後、先生としての資質を本格的に問われることはない。大事な子どもの教育に携わる人間がこのように安直に製造されているのである。本来ならば、入試時に適性試験をやることができればいいのだが、それが無理であれば教育実習の場でふるい落とすことも必要なのではないだろうか。少なくとも向き不向きというものは絶対にあるはずで、それを教育により身につけるのはなかなか困難なことだと思う。
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完璧な学習法とは

復習しなければいけないと思いつつも高校や塾の授業に追われ、家に帰ったらメールかゲームかテレビか、ぐったりして眠るだけ。新しい参考書ばかりに手をつけて、そちらに時間をとられ、以前に手をつけた参考書を再度やってみる、見返すということができない人が多いのです。学校の先生も塾の講師も、「しっかり復習しておけよ」とか「復習は大事だ」など、親切に言ってくれたでしょう。しかしどのように、いつ復習すればいいのかという具体的なやり方や理論は教えてくれません。したがって、より一層、生徒たちは「復習」に手をつけなくなるのです。復習はタイミングと回数が命です。ヒトの脳の特性に合わせて、もっとも効率的なタイミングで復習をくり返すことが何よりも大切なのです。だからこそ最近集団塾と個別指導塾とを併用している受験生が多いのです。学校、集団塾でやった箇所を個別指導でみっちり復習する。これこそが完璧な学習法といえるのです。
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なぜこんなに学習塾に通うのか

文科省の「子どもの学習費調査(平成十四年)」によれば、公立の小学校では三九パーセントの児童が、中学校では七五パーセントの生徒が、高等学校では三八パーセントの生徒が、金額の多寡はともかく学習塾にお金を払っている。なぜこんなに学習塾に通うのか。ひとつには少子化か進行したとはいえ、有名中学、有名高校、有名大学への進学志向が依然として高いためだろう。その他に生徒たちが第二の居場所を求めての結果である、という説もある。学校では群れの中での自分の位置づけが既に固定化されている。それとは違った位置づけを、違った場所で求めているというのだ。かつて地域社会に子どもが大勢いて遊び仲間の集団があり、そこで学校とは違った個々の位置づけがあったこととやや似ていないこともない。そのような社会的状況による理由もあるであろうが、決定的なのは学習塾に通う子どもの多くが、学校よりも塾や予備校の授業の方が面白い、分かりやすいと言っていることだ。

英語で放送される時代

ひとつのテーマに絞って集中的に目と耳を鍛えれば、効率のよい勉強ができるのです。逆に、アレもコレもと欲ばって、一貫性のない勉強をしていると、せっかく覚えてもその単語に再びお目にかかるまでの時間が長すぎて、定着しません。しかも、このような身につかない膨大な努力をしている人は結構多く、その結果、『やってもやってもダメ……』という無力感につきまとわれることになります。ただ、私が今申し上げたことは、ひとつのひな型にすぎません。テーマをふたつ選んでもかまわないし、新聞ではなくて雑誌を読むのもいいでしょう。音声と読みをタイアップさせるのにはニュースが一番手っとり早いと思いますが、今はナイターや料理番組まで英語で放送される時代です。自分が一番興味を持っているテーマに沿って教材を選び、無理のない計画を立てて、気長に勉強を続けてください。

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